- chair box -
bar regel 改装計画 (2010 年2 月)
敷地:兵庫県西宮市
用途:飲食店 
階数:-
延床面積:34.9㎡
構造:-

●要望と、それを満たす面積

barは現在、30㎡に満たない面積でありながら、団体客・仕事帰りの個人客・クライアントの友人等多様な客層で構成されています。
クライアントは、これら複数の客層が持つニーズに答えるため、既存のカウンター重視のスタイルから多様な店舗展開が可能とするシステムを提案することを私達に依頼しました。
またbarは座面600mm程度のカウンター用のいすが15脚ほど残されており現状の設備を活かしつつ新たなニーズを満たす提案が求められました。


●イスで囲む

そこで私達は、(カウンター用の椅子がすっかり納まる)ボックス型のテーブル15台で構成される空間を提案しました。テーブルは互い違いに配置され、間隔はちょうどテーブルとテーブルの間に客が一人納まる程度のスケールとします。
「テーブルを囲む」という言葉がありますが、今回の場合、まず人が椅子で囲みを作り、その囲みに沿えるようにして必要なテーブルを用いる、言わば「イスで囲む」使い方を提案した事になります。

●個性的な均質空間

立食や3~4人ほどのグループの食事、一人で過ごす時間、パーティー、そしてクライアントであるbarのマスターと客との様々なコミュニケーションを支援するための空間。
使うほどに気に入った方法や囲み方を発見し、愛着を増す店舗。客とマスターが一体となって店を育てていくような雰囲気を目指しました。
均質空間に要望に基づく個性を加える、つまり個性的な均質空間を用意する事が、非均質な活動に対する許容力を上げる事に繋がるのではないかと私達は考えました。
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